バブル寸前!想像力を掻き立てるタイムスリップした新聞|為替レート編

生活のこと

こんにちは、ののです。
皆さんは何か習い事をされていますか?

私は過去の習い事と言えば昭和の定番、そろばん・習字から始まってエレクトーン・英会話・ネイル、そして一周回って習字という名の書道に今年6月から通い始めました。

習い始めたきっかけは、以前の職場で町内会さんが持ってきてくれたチラシでした。

そのチラシには、数種類の習い事が記載されており、その中で数年前からうっすら気になっていた習字を見つけました。

またそのおかげで1986年発行の新聞まで見つけることになりました。

そんな偶然起こったできごとが、今回のお話になります。

~今回はこんな方にオススメの記事です~

・過去の経済を知りたい方
・昔の新聞を覗き見したい方
・1986年(昭和61年)7月26日の状況を知りたい方



偶然、私の手元に来たチラシ

以前働いていた仕事先で、たまたま町内会さんの配達の方が持ってきてくれたチラシを受け取りました。

いつもならサラっと目を通してゴミ箱行きなんですが、、、ふと目を止めると生涯学習ルーム(小学校の特別教室等を活用して、地域の人が気軽に学び、交流できる場)で某小学校で月に一度、夜に開校している習字の募集がありました。

偶然、習ってみようかなと思った

そのチラシには “書のサロン” と記載があり、料金は破格値の1回150円
逆に心配になるくらいの授業料です。

ここ最近『もう一度習字を習いたいな』と思っていたこともあり、習字の話を家族にすると興味を持った私の母と姪。結局、家族三世代で通うことになりました。




偶然、小学校で使ってた習字道具があった

習字道具の話を母と話していると、昔私が使っていた習字セットがあるといって実家の奥底から取り出してきました。

私が小学校の1年~6年生まで使っていた歴史を感じるミッキーマウスの習字道具が出てきました。

ざっと40年ほど前のものです

いざ持ってみると小学校一年生にはありえないくらいずっしりしていました。

昔って軽量化なんてなかったもんね♪

中を開けると昔ながらの重たい硯(すずり)、あとは最後に使ったであろうそのままの状態の墨汁・墨・筆・小道具類も入っていました。

また親と姪は習字道具を新しく購入。

バッグも硯(すずり)も今時仕様で超軽量化されていますし、小学生でもご高齢の方でも全然楽に持ち運べます。

付属で付いていた筆だけは買い直しましたが、その他は全然問題なく使用できるのでこのタイプで十分だと思いました。

偶然、1986年(昭和61年)7月26日(土)の新聞を見つけた

ミッキーマウスの習字セットの中からはひどく黄ばんだ明らかに古い新聞が出てきました。

小学生の時に習字が下手だったので、机を汚さないよう黒い下敷きの下に引いていた新聞です。

新聞は毎日新聞で1986年(昭和61年)7月26日(土曜日)の日付が載っていました。今からざっと約36年前の新聞紙です。

今、36歳の人が生まれたばかりの時の新聞で、しかも1986年12月からバブル経済へ突入のようだったので、バブル景気に入るわずか5ヶ月前の貴重なものでした。

1986年(昭和61年)7月26日(土曜日)の新聞

ただ、残念なことに習字が得意ではなかったので新聞紙のあちこち墨で汚してしまっています。

驚愕の円高158円?!

今の世の中から考えると『円安じゃないの⁇』と思うんですが、新聞に書かれているのは間違いなく “円高の158円” の文字でした。

この新聞によると、前日1986年7月25日の円相場が1ドル158円10-20銭、終値157円10銭でした。

何度も言いますが、1ドルが158円は円高と表記されています。しかも “円高・歯止め・日銀もう限界” という見出しでした。どうやらこの時も為替介入をした後のようでした。

2011年のリーマンショックの時には最高1ドル=75.58円の円高だったのでこの時の更に半分くらいまで円高が進んでいたんですね。

当時の新聞を見る限り、今の状況とは全く違った日本経済が1986年7月には存在していました。

まとめ

偶然、私の手元に来たチラシ
偶然、習ってみようかと思った
偶然、子供の時の習字道具があった
偶然、1986年7月26日の新聞が入っていた
偶然、今とさほど変わらぬ為替レート

私はまだ子供だったからわからなかったですが、ここから日本がバブル経済に入っていくと思うと想像力を掻き立てる興味深い新聞でした。

私が習字を習おうと思わなければ、この新聞は恐らく習字道具の中でずっと眠ったままだったんだろうなと思います。


偶然って本当に面白いよね♪


タイトルとURLをコピーしました