『禁煙2日目～3日目』
禁煙を始め、すでに24時間が経過した。
1日目は3万時間くらいに感じるほど長かった。
だけど頭の中では禁煙ではなく卒煙としているので、吸いたい欲は奇跡的になかった。
タバコは手元にあるのでいつでも吸えるけど敢えて吸わないちょっとドMのような禁煙法。
ただご褒美だけはちゃっかり購入した。1日1粒と決めて買ったヴィタメールという高級チョコレート。
タバコ1箱540円
1日吸っていた本数15本＝約400円
チョコレート1粒＝約400円
これで大体1日のタバコ代と同じにな、同じに…
ぜ、贅沢すぎる。。。
果たしてこのお金の使い方は合っているのだろうか。。なかなか買うにはオトナを試す価格のチョコレート、、、
だけど味は最高だった。
そして眠るところから禁煙2日目は始まるのである。
禁煙2日目の仕事中
なんだかんだ言っても初日は気合で乗り切れる面も多い。
癖というのはそんな簡単には抜けないもので、仕事中、作業に一区切りついたら何気にタバコの入ったポーチを手に取ってしまい我へ返る事が数回あった。
日中、コーヒーを飲んでも『我慢できない！！』とはならなかったし、逆に『タバコ吸わへんかった時の感じってこんな感じやったような気がする』っと少し禁煙時の感覚が蘇ってきた。
ただ2日目になるとタバコを吸いたい欲もさすがに出てきたので、『タバコを吸ったつもり呼吸法』をしていた。
タバコを吸ったつもりで吸いたくなったら、1回5吸引くらいのエアタバコ。
2日目の日中はエアタバコで乗り切ることができたし、日中もタバコによる禁断症状らしきイライラとかは無かった。
禁煙2日目の夜、家族にばれた禁煙初日は禁煙を続かすために止めていたビール。
2日目はビールに合う夕食のおかずだったのでビールの誘惑に負け飲んでみることにした。
何口か飲んでも、どうしてもタバコが吸いたい！！とまではならず、『アレ？意外と飲んでも平気？？』と思う方が強かった。
ただ平気だったは、過去何回も禁煙しているからかもしれない。
いつもそそくさとビールを冷蔵庫から取り出して飲むのに躊躇していた為『今日は飲まへんの？』と家族につっこまれ禁煙していることがバレてしまった。
結果的には禁煙を応援してくれるようになったのでカミングアウトして良かったけど、吸ったつもり呼吸法をしていたので『なにその変な息の仕方？』と言われたのは言うまでもない。
48時間後：味覚嗅覚が回復し始める
禁煙の効果としては48時間で味覚嗅覚が回復し始めるらしいが、今回は残念ながら回復しなかった。
初禁煙の際はご飯も美味しく感じたし、カラオケに行くと高音が出やすくなったことなど実感できたけど、今回は元々美味しいものを美味しいと感じていたんだと思う。
少し、痰は出だした。
禁煙するとタール交じりか分からないが、いや絶対タール入ってるでしょ的な痰も出る。
体が何か悪いものを排除しようとしているんだと思う。
頑張れ！！私のカラダ！！
禁煙3日目
ここを乗り切れば一番苦しい魔の3日間が終わる。
まだまだ社内の人に禁煙したのはばれていない。
カミングアウトしない限りは一生ばれないだろう。
3日目も『あ～、吸いたいなぁ』くらいの軽い気持ちでイライラはなかった。
もし吸ってしまったら、また1日目から禁煙スタートになってしまうと思えば吸わないでおこうと思えた。
そして禁煙3日目もエアタバコで乗り切る。
72時間後：グッバイニコチン
72時間も経てば目には見えないがニコチンが体外へ排出され離脱症状も緩和し、その上気管支の収縮が無くなり呼吸が楽にな肺活量も増加する。
といってもおじいちゃん戦法のお陰で禁煙3日目まで1度もイライラしなかったのは初めてである。
そしてカラダの変化としては痰はでるものの喉のイガイガ、妙な喉の渇きはすっかり取れた。
ただこの頃から離脱症状か、軽くフワっと眩暈がするようになった。でも我慢できないほどでもないので眩暈の薬を飲み、気にしないでおこうと思った。
最後に：魔の3日間が終わって
禁煙をしだすと30分後、3時間後、3日後・・・と3の倍数のときは気を付けないとタバコを吸いたくなる衝動に駆られる。
でも、恐らくこれも思い込みかな・・・。
なぜなら始めの頃は3の倍数どころではなく、無理して禁煙をするとずっと吸いたい欲求の方が勝ってしまって吸いたい・苦しいと思うからだ。
そして、一番いいのは自分の人生からタバコを手放すこと。
手放すことがきればそのときが本当の卒煙になるんだと思う。
