『禁煙1日目』
禁煙初日というのは『気合で乗り切っちゃうよ!!』みたいな感じで、いつもは時間帯もバラバラでスタートしていたが今回はスタート時間決め、夜10時頃からゆる~くスタートをすることにした。
なぜ禁煙を夜にスタートにしたかというと “まさか⁉” と思うほど単純な理由で。
夜から朝までは寝ているので8時間ほど時間がワープするかなと思ったから。
まず禁煙前に携帯に入れたSWANというアプリのアドバイス『卒煙前に知ってほしいこと』をしっかり読んだ。
その後、最後のタバコを一本吸った。
この一本を吸い終わると約30年、長かったタバコ人生に終止符を打つ予定だ。
わが生涯に一片の悔いなし
まさかラオウの言葉を使える日がくるとは・・。
じっくり味わう最後の一本のつもりだったが前もってSWANを読んでいたせいか、かなり雑に吸って禁煙をスタートさせることとなったのである。
そして、箱に残ったタバコはしばらくの間身近に置くこととする。
禁煙直後:喫煙のダメージを体が元に戻そうとする
タバコを吸い終わった直後なのでまだまだ禁断症状はない。
むしろタバコの臭いが自分の髪の毛に付いている気がするので嫌だった。
電子タバコなら臭いは気しなくてもよかったのになぁっと吸う度に思っていたが、なぜか紙たばこよりも喉のイガイガが酷くてダメだった。
20分後:血圧が戻り始め、体温も正常に近づく

できるだけ禁煙のことは考えないようにしようと思ったが気になるので禁煙における体内の変化を調べまくった
(何となく写真を載せてみたが、血圧が戻っても私は上が95下は65くらいの低血圧である)
変化を意識すると『めっちゃ頑張れてるやん』ってモチベーションも上がる。
禁煙20分くらいならまだまだ全然平気。
しばらく寝る準備などをして就寝。。
3時間後:多くの人がニコチン切れに襲われ挫折

禁煙3時間を以前何度か体験しタバコを吸いたくなる頃だと分かっていた為、今回は多くの人がニコチン切れで挫折するこの魔の3時間目を寝て過ごす作戦とした。
Zzzzz…Zzzzz…ニコチン切れで起きるわけもない。
タバコを吸っていても大抵の人は夜中タバコ吸うためだけには起きない。なので起きたら約8時間経っているという親切設計の禁煙計画を立てたのだった。
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8時間後:血中の一酸化炭素濃度減少、酸素濃度は上昇
翌日、禁煙8時間辺りで朝を迎えた。
通常なら朝一のタバコを吸うのだが、準備段階で朝一タバコのルーティンを崩したので気にせず仕事の用意をし、残ったタバコとライターを入れたポーチを持って出社。
もしもタバコを吸いたくなりイライラしたら、おじいちゃん戦法の、禁煙しても『イライラしない』を思い出そうと思った。
なぜなら『禁煙=イライラする』は喫煙者には脳内に刷り込まれてる部分があるはずだからだ。
職場は今では珍しいかもだが喫煙者が多い。
人のことを気にかけるような会社ではないので、きっと禁煙していることに気づかないだろう。
誰にも禁煙したことは言わないでおこう。
長期間、禁煙が続いたらその時は・・・カミングアウトしようと思った。
12時間後:一酸化炭素は正常値、酸素濃度も正常化
12時間を過ぎ、お昼休憩となった。
午前中、何度か間違ってタバコの入ったポーチを手に取ってしまったが『アカンアカン』と我に返った。
ポーチを手に取るのは吸いたいというよりルーティンの一種のようなもの。
昼食後のたばこルーティンも準備段階で無くしていた為、また『タバコが吸いたくなったら後で吸おう』くらいの感覚でやり過ごした。
血中の一酸化炭素が正常化して、酸素濃度も戻っているらしいので少しづつ健康になっているんだと思っておこう。
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そして24時間後:心臓発作のリスクの低下

んー、24時間経ってもイライラがない。
1日振り返って、正直こんな楽な禁煙は初めてだった。
これが、、卒煙というオトナへの第一歩なのか??
自らグッバイ、シガレットみたいな感じなんだろうか??
本当は “禁煙=苦しい” とか “イライラする” は刷り込まれた情報で、案外簡単に離脱できるのかもしれないと思い始めた。
禁煙初期はご褒美
禁煙をするとタバコ1箱の金額を知るためにタバコと同じ金額くらいで自分へのご褒美を買うようにしている。
なぜならタバコを買う事に対してハードルが低くなっているからである。タバコを吸わなければ、こんな物が手に入る、もしくは美味しいものが食べれると思うようにするためだ。
しばらくご褒美を与え続けると『タバコって高いなぁ・・・』と思うようになる。
最初は自分を甘やかしてもいいし多少なら太ってもいい。
まずは禁煙を続かせるようにすることが先決である。
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まとめ:禁煙は夜からスタートがベスト
夜から始めた禁煙は厳しいであろう魔の3時間も寝て過ごせ、その上8時間ほどワープまでできる優れたスタートであった。
禁煙1日目はできる限り平常心を心掛けた。
禁煙したことによって自分の精神状態が分からない内はできるだけイライラしないようにするためだ。
ただ残念だったことが1つだけある。
毎日飲んでいるビールをストップしたことだ。
どうしてもアルコールを飲むとタバコを吸いたくなるのでこれだけは唯一我慢した。
また、タバコをやめた初日から劇的に回復をしたのは喉だった。
初日にして、痰も絡まなくなり妙な喉の渇きもなくなった。
痰が絡むのはタバコのせいかな、、とは思っていたが見て見ぬふりを続けていた。
そんな自分にハリセンを食らわせたい。
おじいちゃん戦法の禁煙方法はもしかすると凄いかもしれないと思い始めた初日だった