最近は将来の資産形成のために投資する人も増えましたね。
その中でも最近よく耳にするのが、
FIRE(ファイア)
正式名称は『Finacial Independence Retire Early/経済的自立と早期リタイア』
皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
簡単に言うとFIREとは不労所得で早期リタイアすること。
なんだか夢みたいな話ですよね。
しかしFIREにも様々な種類があり、贅沢な生活をしながら悠々自適な生活を送れるFIREから働きながらできるFIREまで色々あります。
そこでアラフィフだからこそ、現実を見つつできるFIREを考えていきましょう。
FIREの種類
一口にFIREと言っても色々ありますが大きく分けると、ファットFIRE、リーンFIRE、コーストFIRE、バリスタFIREの四種類があります。
ファットFIRE(完全リタイア型)
目安:3億~5億円
働かなくても贅沢で豊な生活を送るための不労所得が十分ある完全リタイア型のFIREです。
リーンFIRE(完全リタイア型)
目安:3000万~6000万円
完全リタイア型のFIREですが最低限必要な生活資金を不労所補う形のFIREです。
節約・倹約をしながらミニマムな生活を送っていくことになるでしょう。
コーストFIRE
目安:1000万円
不労所得を得つつ、十分にFIREできるだけの資産はあるものの早期リタイアはせずフルタイムで働く方法です。
バリスタFIRE
目安:2000万~6000万円
アメリカ等では保険料が高いので、各種必要な保険等を会社側に支払ってもらい不労所得と短時間パートなどで働く方法です。
本当はしたいファットFIRE
色々なFIREについてお伝えしてみたが、ピンとくるものはありましたか⁇
夢みたいなファットFIREに憧れる人も多いと思いますが、アラフィフということを考えると60歳まであと10年前後。
ファットFIREはかなり莫大な資金が必要になるのは間違いありません。
現実問題、20代30代に比べて老後までの時間が少ない分、ファットFIREをしようと思うと宝くじを当てないと厳しいレベルですね。
リーンFIRE・バリスタFIREならどうだろう
FIREに必要な資金の近いリ-ンFIRE・バリスタFIREならどうなんでしょう??

少し現実的に考えてみよう♪
リーンFIREの場合
リーンFIREも完全リタイヤ型ですが、ファットFIREに比べ資金がかなり現実的になってきましたね。
リーンFIREは最低限生活できるくらいの不労所得となるため、ミニマムな生活で節約・倹約をしないといけなくなります。
ファットFIREに比べると資金もそこまで多くなく、不労所得のみで生活はできるけど、そこまで節約をして一生終わるというのも少し寂しい気がしますよね。
それはそれで給水の少ない状態でずっとマラソンをしてるみたいで、少し潤いが欲しいような気がします。
バリスタFIREの場合
バリスタFIREはリーンFIREと同じくらい資金はかかりますが、セミリタイアなのでパートで稼ぐ柱もある分資金にゆとりがある感じではないでしょうか。
不労所得がある事で自分に無理をせず多くない労働時間で生活ができるのであれば苦にならない人も多いんじゃないかなと思います。
また不労所得を得ながらフリーランスで稼ぎながら、という働き方もとても素敵かなと思います。自分の時間も大切にできますし、バリスタFIREは資金さえ何とかなれば最高な感じですよね。
現実的なのはコーストFIRE
コーストFIREなら今働いている現状プラスアルファの不労所得になるので、収入的には一番ベストになります。
後は、雇用されている、ストレスもかかりやすい、自分の時間が少ないという条件さえクリアできれば、コーストFIREは無敵ですね。
フルタイムの収入はやはり強いですし、数年に一度くるような不況でも、不労所得と仕事の二本柱があると心強いかなと思います。
生活資金・年金プラスαの考え
完全にリタイアして20万円の不労所得を得ることを今から考えるよりも、収入プラスαで考える方が現実的ですね。
フルタイムで働きながらFIREするコーストFIREならかなりハードルが下がりますし、アラフィフになると会社からの給料も増えている可能性も高い。
今から無理矢理FIREを頑張るより、生活資金や老後のプラスαの資金というような形で考えるのもありかと思います。
お給料に月々数万円の不労所得がプラスとなれば生活はかなり変わるのではないかなと思います。また今ならつみたてNISAの制度もあるので資金に余裕があれば活用した方が良さそうです。
まとめ
アラフィフという年齢を踏まえると当然ですが、20代・30代のような投資方法とは変わってくると思います。
同じアラフィフでももっと前からアーリーリタイアを見越してしっかり投資してきた方も多いでしょう。今の生活の現状も考えないといけないし、その後訪れる老後のことも考えないといけない。
その上で一番現実的な投資をし、今からの生活をより豊かにしていきましょう。