こんにちは、ののです。
近年、住宅金利もすっかり安くなりましたね。
それに際して、注文住宅の購入を検討してるんだけど『どんな間取りがいいかな』『みんなどんな家を建ててるんだろう』と思っていませんか?
・こだわりが多すぎて建売やマンションでは対応できない
・家族全員が喜ぶ間取りを考えたい
・高い買い物だから失敗したくない
自分で決めることができる注文住宅ならではの悩みがでてきますよね。
私は今から12年前、注文住宅でお家を購入しました。
安くはない買い物なので失敗もしたくないし、二度と購入できないかもしれないので、できるだけ希望通りの間取りにしたかったんです。
だから、新築で注文住宅を購入することにしました。
12年経っても『あの時この間取にして良かった』としばしば思えることを、ご紹介できればと思います。
注文住宅の良さは自由度が高いこと
なによりも一番重要なのが間取り。
失敗してもお家の買い替えもできないし、後で変更することができないので、できる限り失敗のない希望通りの家にしたいですよね。
注文住宅はいちから自分達で作り上げていくため、作り上げていく楽しさもあります。
ただ真っ新な場所に間取りと言われても悩む方も多いと思いますので、我が家の注文住宅に取り入れて良かったと思えることが少しでもヒントになればと思います。
1.クローゼットを多く作った
各階、各部屋にクローゼットを作りました。
私の一番の希望は各部屋に大きめのクローゼットか押し入れを設置することでした。

一部屋に一つは必ずクローゼットを作ったんだ♪
忘れがちなリビングにも小さいですが0.5畳程のクローゼットを設置しました。
リビング・トイレ・洗面所は2階にあるのですが、同じ階で使用する大きめの備品はこのクローゼットに収納することができ案外助かっています。
また、玄関横には大きいクローゼットを作ったので、季節ごとに仕舞っておきたい靴や、玄関先で使うもの、遊び道具などはここに収納することができます。
2.採光をできるだけ取り入れた
我が家は北東に位置する物件の為、南向きに比べるとどうしても暗めのお家になってしまいます。
夏涼しくて冬寒い、、ですね。
なのでできるだけ窓を設置し、光を取り入れるようにしました。また風通しも考え、1つの部屋に最低2ヶ所以上の窓を設置、また各階の階段の踊り場にも小窓を作りました。
ですが、もしも南向きのお家ならば夏がかなり暑いので、沢山の窓は不要なのかもしれません。

窓を開けた時にお向さんと『こんにちは』と気まずい空気になるケースがあるみたいだよ♪
3.キッチンを広くした
キッチンは壁付の対面式キッチンにしました。
何軒かお家を見学に行った際も思ったのですが、割とキッチンの狭いお家が多くて。。
2人行きかうのがやっとというお家が多かったんです。
なので2人がキッチンで行き来してもぶつからないよう広めに作り、奥には採光用の窓も取り付けたので明るく料理ができています。
キッチンを広くした分リビングが多少狭くはなりましたが気になるほどでもなかったので、結果キッチンでのストレスが掛からない方を取って良かったです。
4.車が2台置ける駐車場
1階に車を2台置ける駐車場スペースを設けました。
都会の方に住んでいる為、駐車料金が高い。。
友達や業者さんが来た際も気にせず停めてもらえるので、2台分の駐車スペースを確保して良かったです。
通常は車1台なので、もう1台のスペースには自転車やバイク、後ちょっとした物置として今は使用しています。
5.動線を考えた
動線は本当に重要ですよね。
間取を見ていても、洗面所は1階、ベランダは2階など、洗濯機から物干しまでの動線が非常に悪いお家が多いです。
そのストレスを軽減すべく水廻りは全て2階に設置し、洗濯後同じフロアのベランダで洗濯物を干し、乾いた後もリビングでたたむことができるようにしました。
また、ヘビロテの洋服に関してはたたんだ後、洗面所に置けるようにしたので収納も殆ど同じフロアで済むようにしています。

6.リビング階段不採用
コミュニケーションを図るためリビング階段の配置も考えましたが、恐らく冷暖房の効きが悪くなるのを見越しリビングにドアを取り付けました。
結果、電気代も抑えられるので良かったかなと思います。
7.トイレ・洗面所を広くした
たまたまですが、何軒かお家を見学に行っている最中、ある一軒のハウスメーカーの会社へ行くととても居心地のいいトイレに出会いました。
当時はまだ珍しく、広いトイレにおしゃれな手洗いキャビネットがあったのです。
これは参考にしなくちゃと思い、トイレを広くし手洗いキャビネットを設置したことによりゆったりと居心地のいいトイレができました。
また、洗面所も広くしたので洗濯物をする時も、朝の身支度をする時もぶつかることもなくスムーズに対応できています。
8.全ての部屋からベランダにでれる
2階はリビングからベランダへ出て洗濯物を干せます。
また3階は2部屋で寝室ともう一部屋。ベランダ自体は細長いですが、寝室からも別の一室からも両方から同じベランダに出れるようぐるりベランダを設置しました。
奥行きは80cmほどしかありませんが長さがあるので、布団は何枚でも干せます。
また寝室から出れるので、布団を持ち運ぶ手間もなく重労働の負担は軽減されています。
9.寝室は広めの8畳以上
寝室はシングルベッドを2台置きたかったので広く作りました。
以前はダブルベッドだったのですが、冬場寝ている間に夫と布団の奪い合いになっていまして、ストレスフルだったので別々のベッド寝ることを採用。
結果、別々のベッドで寝るようになってから、ノンストレスで朝まで目覚めることがなくなりました。
10.サービスルーム(納戸)
我が家は3SLDKです。
Sというのがサービスルーム(納戸)に当たります。
3階から屋上へ通じる階段があるのですが屋上手前にこのサービスルームがあります。
本当に屋根裏部屋みたいになっているので屋根も斜めで荷物もたっぷり置けます。見た目はちょっと海外のお家のような感じがするので作って良かったです。
11.屋上はルーフバルコニー
私の希望で庭がない分どうしてもルーフバルコニーが欲しいとお願いしました。
たまに体操をしたり、ボーっとしたり、外でご飯を食べたり、本当にくつろぎスペースです。
ただルーフバルコニーは防水しないと雨漏りの原因になるので、5~10年ごとにFRP防水をし直さないといけないデメリットはありますがそれでも作って良かったと思います。
おまけ.猫の日向ぼっこスペース
当時、我が家には猫が3匹いました。
猫にはリビングからベランダで出る掃き出し窓の高さを利用し、ベンチっぽく余白を取り、猫のお昼寝スペースを設けました。
今では猫は全員天国へ行ってしまいましたが、洗濯物を一旦置いたりできるちょっとした有効的なスペースになっています。

最後に
注文住宅では間取りもいちから決めないといけないので、建てた後のライフプランもイメージしておくことが大切です。
間取りだけでもこれだけのこだわりなので、設備に関してはかなりこだわりがありました。ただ考える楽しさが注文住宅にはあります。
間取りは家の基本になるところなのでここだけは必ずご家族で話し合ってください。
まっさらな状態からお家を建てていくのです。家族であってもきっと個々での希望があります。
家族で希望を出し合い、紙に書く、またラフスケッチでもいいので書いてハウスメーカーの建築士さんに渡し相談しましょう。
希望をお伝えしても予算があるので、予算内で叶うものか、また予算外でプラス料金となるのか、予めハウスメーカーの方へ確認しておきましょう。
ちなみに私たちはエクセルのでラフスケッチを描き、建築士さんへお渡ししました。
それを基に設計してくださったので、12年経っても愛着が半端ないですよ。